屋形船の楽しみ方の一つとして、花火大会を船上から見ることもオススメです。
江戸の花火大会といえば、屋形船で旬の料理を食べつつ、両国の花火(隅田川花火大会)を楽しんでいたものでした。国立国会図書館所蔵の錦絵『両ごく花火』にも、屋形船から花火を楽しむ様子が描かれています。
現在でも多くの人を魅了している隅田川花火大会は観覧者はなんと100万人。会場は大変な混雑となりますが、屋形船ならそんな喧噪から離れ、風に吹かれながら涼やかに花火を楽しむことができます。
例年予約ですぐにいっぱいになるため、屋形船から花火鑑賞をしたい場合は早めの予約が必要です。
ここでは、例年行われる花火大会のうち、屋形船から楽しめる花火をスケジュールとともにまとめていますので、参考にしてみてください。(2020年は新型コロナ感染拡大防止のため中止となりますが、参考のため掲載しています)
- 1. 江戸川区花火大会
【2020年5月23日(土)開催】令和2年10月24日(土曜日)に延期 - 2. 足立の花火(足立区花火大会)
【2020年5月30日(土)開催】中止決定 - 3. 江東花火大会
【2020年6月6日(土)開催】中止決定 - 4. 隅田川花火大会
【2020年7月11日(土)開催】中止決定 - 5. お台場レインボー花火【毎年12月】
1. 江戸川区花火大会
【2020年5月23日(土)開催】令和2年10月24日(土曜日)に延期
江戸川区花火大会
東京都江戸川区と千葉県市川市が同時開催。5秒で1000発打ち上げるオープニングが恒例となっています。また金色の線が垂れ下がるような金冠でフィナーレとなります。花火の打ち上げは約14,000発。打ち上げ場所は江戸川上流となっています。
2. 足立の花火(足立区花火大会)を屋形船で楽しむ
【2020年5月30日(土)開催】2020年は中止が決定しました
足立の花火
大正13年、千住新橋の開通を記念して行われたのが「千住の花火」のはじまりです。そんな歴史がある花火大会は、通常は7月の最終土曜に行われますが、今年は例年より早い時期に開催することになっておりますので、ご予約時期などお間違いないようお気をつけください。わずか1時間で1万発以上もの花火が打ち上げられる様子は圧巻。花火の打ち上げ数は約13,000発。打ち上げ場所は荒川千住新橋上流。
2020年は中止となりました。
晴海屋では、足立の花火(足立区花火大会)を屋形船で楽しむプランをご用意しております。詳細・ご予約は「2020年花火屋形船ご予約受付」をご覧ください。
*足立の花火を見るコースは通常プランとは異なります。
3. 江東花火大会を屋形船で楽しむ
【2020年6月6日(土)開催】中止決定
江東花火大会と屋形船
東京都江東区の花火大会。最大4号玉を鑑賞することができます。荒川に浮かべた台船から、次々とスターマインが打ち上げられます。花火の打ち上げ数は、約4000発。打ち上げ場所は、荒川清砂大橋上流となっています。
晴海屋では、江東花火大会を屋形船で楽しむプランをご用意しております。詳細・ご予約は「2020年花火屋形船ご予約受付」をご覧ください。
*江東花火大会を見るコースは通常プランとは異なります。
4. 隅田川花火大会を屋形船で楽しむ
【2020年7月11日(土)開催】中止決定
1733年(享保18年)の江戸中期に始まった八代将軍吉宗が打ち上げた「両国川開き花火大会」を継承した花火大会。東京都の隅田川で2つの会場に分けて、開催されます。第一会場では、計200発の花火コンクール玉を含む約9500発が、第二会場ではスターマインなど約1万500発が打ち上げられます。打ち上げ場所は、第一会場が桜橋下流~言問橋上流、第二会場が駒形橋下流~厩橋上流となっています。
晴海屋では、隅田川大会を屋形船で楽しむプランをご用意しております。詳細・ご予約は「2020年花火屋形船ご予約受付」をご覧ください。
遮るものがなく、真っ正面に見える花火(屋形船から)
5. お台場レインボー花火を屋形船で楽しむ
【毎年12月各週開催】開催未定
お台場レインボー花火と屋形船
「お台場レインボー花火」は、夏ではなく、空気が澄んだ冬にお台場の「自由の女神」沖より打ち上げられる花火です。時期は12月、打ち上がる時間帯は5分程度と短いものの、毎週土曜に打ち上がるため(2019年の場合)、みんなで都合を合わせて花火を楽しむチャンスがあります。カップルで、友達で、同僚で、冬の素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
晴海屋ではお台場レインボー花火を「お台場周遊コース」から楽しめます(詳しくは「屋形船の周遊コースと見どころ」をご覧ください)。
いかがでしたか。
せっかく花火を楽しむなら、今年はゆったりと船上から花火鑑賞をしてみるのもいいですよね。飲み物・食べ物の準備をする必要もなく、お手洗いも船内に装備されているので安心です。
花火の迫力とともに、夏の思い出を作られてみてはいかがでしょうか。